「柿の畑にてに関する記事」

柿「甲州百目」を干したばかりの様子です。
冬の北風が吹いて、ゆっくりと柿が乾いていくのを待つばかり。
ころ柿になるときには、柿の重さは3分の1程度になってしまうそうですよ。
その分、ぎゅっと味が凝縮されるんでしょうね。
干している間に、渋柿が食べられるように変化していきます。
渋い成分はもともと可溶性で、舌で渋みを感じちゃうんですね。
ところが干していくと、渋み成分は可溶性から不溶性へと変化して、渋みを感じなくなるとか。
自然に干しているだけなのに、こんな変化が起こっているんですね。

甲州百目を次から次へと選果していますよ。
こうして作業台の上にコンテナや出荷資材を置いて作業していると、やはり身が引き締まりますね。
今までの選果作業はスモモとブドウのみで、夏の暑い時期しか経験していません。
今年初めて気温が下がってからの選果作業とあって、なんだか新鮮。
柿は扱いやすいから良いですよね。
スモモみたいにすぐに潰れてしまう心配がありません。
柿にもブルームがありまして、そちらもスモモほど気にしなくていいですしね。
新しいことをしていると、いろんな発見があります。

甲州百目の出荷が始まりました。
この品種は渋柿のため、そのまま皮をむいて食べることはできないんです。
そのため渋抜きをしたり、干し柿の原料にしたりして用いられますよ。
一度熟した渋柿を食べてみましたが、それでも口の中にいつまでも苦味が残りましたね。
家庭でも干し柿を作っている方もいらっしゃいます。
スーパーで見かけたらぜひ購入して、皮をむいて煮沸殺菌して軒下に干してみてください。
それだけでも食べる分にはおいしく召し上がれるかと思います。
秋の味覚ですよね。