すもも栽培の一年の流れ
すももを栽培するための一年の流れ
ホームセンターや園芸店へ行けば、くだものの苗があるかと思います。そのなかにすももがあれば、ぜひ栽培してみましょう。ポットのままで結構です。庭に植え付けられれば、すももは大きくのびのびと成長して、たくさんのすももを実らせることでしょう。では、どのように栽培すればよいのか。一年のすももの育て方をご紹介します。
4月は花の咲かせます。
すももの花は何色でしょうか。すもももももももものうちとは言いますが、桃の花はピンク色に対してすももは白色の花を咲かせます。この季節は授粉をします。虫がやってくれたりしますが、すもも農家はみな人工授粉します。
5月は実が出来始めます。
ゴールデンウィークあたりには、マッチ棒のような小さなすももが実り始めます。受精しなかったすももの実は、やがて黄色くなって自然と落ち、結実した実は緑色のまま、大きくなっていきます。
たくさんすももの実が付いていると、小さなすももになってしまいますので、いくつか実を落としていきます。野菜の間引きとおなじ作業です。
6月~8月はすももを収穫
待ちに待ったすももの収穫の時期です。
10月はお礼肥い
一年間お疲れ様の気持ちと、来年もよろしくの気持ちを込めて、肥料を撒きます。おいしいすももをたくさん実らせたので、木は疲れている状態です。
12月~2月でさっぱりと枝切り
葉っぱが完全に落ちて枝だけになったら、枝を切って樹形を整えていきます。また葉っぱが出てきたときに、まんべんなく太陽の光を浴びられるようにしましょう。