5月のすももの摘果
5月は小さなすももの実が出来始めます
花が散ったあとの花軸には、マッチ棒のように先端にちいさなふくらみが残っているものがあります。これがすももの実となります。しかし、全てが受粉したわけではありません。受粉しなかったものは次第に黄色く変色し、自然に落ちてしまいます。一方、緑色のままで大きくなっていくもの、これは受粉したすももの実ですので、大切にしましょう。
サクランボくらいの大きさで間引き
ところどころに大きくなったすももの実が出来ていることかと思います。これらを全て残しておくと、栄養が分散されてしまいますので、摘果を行ってすもも1つあたりへの栄養を多くしてあげましょう。摘果とは野菜でいう間引きのこと。サクランボ大になったら、大きくて枝の下側についているものを等間隔になるように残します。小さめで枝の上や横側についているものは落としてしまいましょう。
ピンポン玉くらいの大きさで最後の摘果
数十日後、すももはピンポン玉くらいの大きさになります。お互いの実がくっつきそうな間隔であれば、最後の摘果をしてあげましょう。あとは収穫できるまで、ずっと実らせておきます。
すももを食べるのが待ち遠しいですね。おいしくなるように願いましょう。